世界中で人権の危機

 先日来、ミャンマーでは軍事クーデターが発生し、民主主義の危機を感じる国民に対して殺戮を繰り返す軍隊が主権を握っている。中国では香港の民主化を唱える市民を弾圧し、中国政府に異を唱える人が立候補できない法制度にしてしまった。アメリカでは黒人に対して、過度の暴力で死に至らしめた警官が無罪になるという暴挙がまかり通っている。まさに人権をないがしろにする風潮がまかり通っている。コロナ禍の日本でも、感染者や医療従事者への差別が後を絶たない。今なぜ、このような状況になってしまったのでしょうか。非常に恐ろしい状況である。しかしながら、逆にこのような状況を危惧し、人権侵害に物申す人も続々と出てきていることで、勇気をもらっている人も増えてきているのも事実である。大坂なおみさんや錦織圭さんなども人権侵害に対して毅然とした態度を表明している。私たちは正しい判断をし、勇気を出して、人権を守ろうとしている人を応援することで、悪い風潮を正していきたいものだ。

 もしも自分が差別を被ったり、人権を侵されたらどうなのかということを真剣に考え、正しい判断で動いている人を応援し、自らも声を上げていこう。これまでに差別と闘ってきた歴史を再確認し、その方法論なども学習し、時間をかけてでも是正していく必要がある。ぜひ、多くの方々の英知を結集し、人権を守っていこう。

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