2020年11月14日(土)
姫路 T町・T地区のフィールドワーク感想文集

1.きょうはありがとうございました。姫路の同和教育の中心のT町・T地区を歩いて、皮革の歴史等に直接触れることができました。講師先生お二人の部落問題解決に向けた粘り強い活動に頭が下がります。今後ともお元気で人権教育を力強く前進させてください。フィールドワークを通して、自分の感覚が少しアップしたように思います。
硬式野球ボールの革
コロナ差別やインターネットの差別、米国に見られるような人種差別等々、人と人とが分断するような現代の風潮の中で、長年、引き継がれてきた同和教育の地道な取り組みが消えることなく続けられる環境づくりを官民が力を合わせて作り上げなければなりませんね。お二人のように粘り強く。自分のできることを考えていきたいと思います。
2.今日はありがとうございました。
皮革工場の見学では、真っ白になった皮を見て、その大変さを想像しました。ここまでなめらかに白くするのは大変な作業だろうなと。また、においもあり、夏場などはどうなるんだろうと思いました。
町のフィールドワークでは道の細さ、建物の立っている位置、放置された建物など、町の環境に驚くとともに、部落の共通点を見ました。
今まで頑張ってこられた人々、頑張っている人々がいることに気づき自分の生まれた町、住んでいる街を好きになってほしい。そんな子どもを育てていかないといけないと、このフィールドワークであらためて思いました。きょうはとても良い話を聞かせていただき、ありがとうございました。
3.フィールドワークを終えて
地区の人が誇りを持って活動されていることを改めて認識できました。その中で高い意識を持って関わろうとすることで差別をなくしていくことになるという言葉が響きました。私自身、今後どのような形で関わりを持つことができるのか、常に意識を高く持っていきたいと思います。
また教員として同和教育がなかなか前面に出てこない現状を少しでも変えられるよう、同僚の先生へのアプローチをしながら、学校現場で何かしらの取り組みをしていきたいと思います。
フィールドワークについては、村の中の話を聞きながら歩いてみないとわからないこと、見えてこないことがあり、まだ残る差別の現実を認識し、それに対して、私の周りの地域においても見直し、それに対する自分自身の行動につなげることが大切だと感じることができました。本日は本当にありがとうございました。
4.本日はありがとうございました。皮革工場での見学はとてもわかりやすく、またコロナ禍の影響の話も聞かせていただきました。実際、高木・砥堀の散策ではどのような町、生活環境、現在または過去の人がどんな暮らし思いでいるんだろうと想像できました。
20代、10代も、もっともっと知って欲しいと思いました。被差別部落の歴史、素晴らしい産業、先人、現在の人の思い、伝えていきたいです。それでこそ今を人を大切にできるのではないかと今日思いました。Cさんの「目に見えるものが全てではない」、Dさんの「誇り・好きをまず大切に」
この言葉が非常に胸に響きました。ご案内ご説明、歴史や思いを研修していただき非常にかけがえのない時間になりました。これからも絶対続けてくださいまた来ます。

5.墓地から見た市内の様子から部落が時の権力者によって意図的に作られたことがわかった。また地区を歩いて部落に共通している道幅の狭さ等々、劣悪な状態が長く奉仕されてきたことも再認識できた。ありがとうございました。
6.本日はフィールドワーク大変お世話になりありがとうございました。部落差別と皮革産業の関わりを初めて知ることができました。牛の皮を身近で見てボールになる工程も興味深く見れました。D先生の高校の教員になったからこそ差別をかわすのではなく、表に出そうと思ったこと。みんなに自分たちは自分の生まれ育った地域に誇りを持って差別解消に向け、全力を注いでいることをお聞きし強く心を打たれました。貴重な研修ありがとうございました。
7.本日のお話を聞いて感じたことですが、ベトナムの方を受け入れた際に皆さんが何の抵抗もなく受け入れることができたと言うことです。自分が同じ立場であったなら、同じ受け入れ方ができたか少し考えてしまいました。今回の研修を通して、少し広い視野を持てるようになりたいと感じました。ありがとうございました。
8.フィールドワークで良くない環境を見て良くない所だと思っても良いが、これから先、今後どうしたら良いのかと考えていくことが大切である。見てそのまま終わったら意味がない。その通りだと思いました部落に住まない、避けるというその意味の中に、差別意識の外に、山崩れや洪水など、環境としての実態から来る意識、評価もあるとの考察、そうだなぁと思った。今後、その改善や公共施設を設けるなどして、差別解消に向けた取り組みをすべきだと考えさせられました。子どもたちの意識を高める、生活圏の中に誇りはあるのかと言う面から育てていくべきとのお考えもなるほどと思いました。比較産業の実態を少しでも考える機会となったこと外国の方との関わる生活実態のこと、これらのことを私自身、今後の研修などに活かしていきたいと考えました。ありがとうございました。

9.本日はありがとうございました。T町・T地区ともにフィールドワークで回らせていただいた事が数回あるのですが、毎回新たな発見があり、学びがあります。T地区は新任の頃にお世話になった場所ですが、当時歩いたムラの中と今では大きく変化しているところもあり、びっくりすることが多かったです。ただ密集していた家や狭い道路などの状況はあまり変わっておらず、この辺を改善していくにはどうしていくべきなのか、また県道の東側には多くの住宅が新しくできており、これから子どもたちの数が増えていくことも予想され、いわゆる教育事業等のあり方や形も考えていく時期なのかと思います。C先生の言われたフィールドワークで「見えるもの」と「見えてこないもの」をしっかりと見極め考えていく必要があると思いました。貴重な機会をいただいたC先生、D先生、そして三木市の皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
10.花田校区の担当になり5年目になりますが、初めて地区のフィールドワークに参加できました。ありがとうございました。情報として「空き家が多い」と言うのは知っていましたが、実際に見て感じることができ、「百聞は一見にしかず」を体現したようでした。また先日の三木市のフィールドワークでお世話になった方々をはじめとする三木市の方々と情報交換ができたのもよかったです。T地区のフィールドワークでは、地図の境界線での差別や、差別以外の部分での住みにくさといったところを体感することができました。両先生ありがとうございました。

11.今日のフィールドワークおよび研修会とてもありがたいことだと感じました。いろんな事柄について詳しいお話を聞かせていただいたと思います。皮革工場にまず感動しました。原皮を生まれて初めて見させていただき分厚いものだと知りました。今まで「なめし」と言う言葉をよく聞いておりましたが、今日の資料を読ませていただき、大体わかりましたが、実際に工場を見学してより一層「なめし」と言う事は深められたと思います。製品になっていく過程が見学によってわかってきました。やはり「百聞は一見にしかず」だなと思いました。T町、T地区の文化財や貴重な場所を見学させていただき、いろんなことを学習させていただきました。本当にありがとうございました。
12.本日のフィールドワークはたいへんよかったです。
T町・・・それぞれの違いがあります。
T地区・・・その違いは(フィールドワーク)で町内の良さもあるなと感じました。
皮革工場・・・説明、製造工程を見学できてよかったです。
ありがとうございました。また、差別は幅が広く奥が深いですね。
13.今日はありがとうございました。自宅から徒歩圏内で行ける工場見学に始まり、T町、T地区とは、私にとっては「近所」なのですが、そこにある数々の「物語」を知らなかった。恥ずかしい気持ちです。こういう仕事について「差別」「人権」について語りながら足元を見ることの大切さを改めて学ばせていただきました。「誇りを持たせる教育」私もそれが大切だと思います。まず知ること、フィールドワークで感じること、この2つが相まって自分事となっていくと思います。これからも自分事として考え、誇りを持って、この姫路の教育に携わりたいと思いました。是非また、姫路の教員とともにフィールドワークをしたいと思います。その際はご協力ご指導をお願いいたします。