人権教育の基本になぜ部落問題を考えることが必要なのか。

最近の人権教育といえば、ほとんど部落問題に触れることなく、他の人権問題ばかりに終始しているところが多い。しかし、どの人権問題にもその根底にあるのは、「自分さえよければいい」「他人の苦労なんて知らない」というような安易な考え方で、その場しのぎのきれいごとで済ましている傾向がある。このことは、結局、人権問題の根本的な解決にはつながらないのである。過去、歴史的社会的にも日本社会で一番重く解決が困難だった被差別部落に対する差別をなくすために、どれだけ多くの時間と多くの人の人智を得て取り組んできたのかを再確認することが、色々な人権問題を解決するための大きな糸口になると考える。これからは、このブログに事細かく細分して、定期的に取り組みの方法について検証してみようと思う。

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